LaLaLa Beautiful Pay Forward

都内で出張エステを営むエステティシャンが、美容チャレンジと女性の生き方について前向きな記録をします。

魅惑力の高め方(5)Lesson編 充分なサービスを受けたいなら、先に自分で情報を伝えなさい。

シリーズ『魅惑力の高め方』
1章につきLesson編Practice編の2編があり
Lesson編は、具体的なアドバイス
Practice編は、実践記録を
記載します。

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「借りてきた猫」とは、この日の私のことでしょう。

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六本木ヒルズの最上階。
ヒルズクラブ」とかいう高級会員しか入れないらしいフロアの、「百味庵」という高級和食懐石に、花織 様にご招待していただいたのでした。

(花織 様)
最近頑張ってるから!

と、労いの会とのことで、お誘いくださいました。

確かに、指導してもらったことを翌日には実践して報告したり、目の前で泣いたり、何かと気遣いをさせてしまっていましたが、まさかこんなに豪勢な労いの会になるとは、申し訳ない気持ちがしました。
しかしそれ以上に、あまりにも豪華な雰囲気に飲み込まれて、慌てるだけで精一杯でしたが…。

待って待って…!メニューに値段書いてないんですけどっ!
おいくら万円でしょうかっ!?

「私も払います!」とか言って払うの…むぅりぃ(無理)な金額だったら怖いから…お財布出さないで黙っていよう…

ひーん!
私には場違いすぎて怖いよぉ!
恥だけはかかないようにしよう…

とにかく、誰かから施されることに慣れていないので、おこがましいような気がしてならなかったのと
「怖い」
「恥をかかないように」
ということだけが頭にあって、指先は冷えっひえで、体はカッチコチでした。

ここに来る前に、魅惑力の高め方(4)Lesson編で、ホテルスパでセレブ感・かしづかれる感などを一通り体験したものの、あの時は自分1人だったので

誰も見てない♪

と割り切ってセレブごっこを楽しめましたが、今度は本物のセレブが目の前に居る訳で…。
とにかく、付け焼刃の自信が崩れないよう、取り繕うことに必死でした。

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せっかくの都会のビル群を見下ろす最高の景色だったのに、写真におさめるどころか、ちゃんと見る余裕もありませんでした。

和懐石で、お料理も最高だったはずですが、見た目も味も、あまり覚えておりません。

なにか上手い事を言わなければ…!そうだ…!

(sinaco)
こっ…この、お野菜は、イエットに良いヨ!!!!!!

きっと京野菜の何か特別っぽいお野菜が目に入ったので、つまんで精一杯マウンティングを仕掛けたあげく、声が上ずって大きな声になってしまってたのでした。

料亭の落ち着いた雰囲気には似合わない、大きな声を出してしまったので、店員さんに不思議そうに見られたりしました。

結局、花織 様が店員さんに

①私がエステティシャンで花織 様がお客様だという関係性
②日ごろのねぎらいのため、花織 様がホストとして私を招待してくださったという会の趣旨
③私が初めての場所に緊張していること

など、さり気なく説明してくれて、店員さんと私たちとでひと盛り上がりがあって、ようやく私の緊張が少し解れたのでした。

f:id:sinac0:20180815095106p:plainそのあと、レストランと同じ階のラウンジに移動し、コーヒーをいただいたところで、ふと、

花織 様、今日はよく喋るな。

と気が付きました。

・レストランの店員さん
・ラウンジの受付
・ラウンジでお席に案内してくれた係の人

何度も、私たちの関係性・今回の会の趣旨・私の緊張具合を、世間話のようにさり気なく、でも詳しく話していました。

普段、私と話しているときも、お話し上手でよくお喋りする方だとは思っていましたが、今回はいつも以上に饒舌に、しかも何回も話すので、不思議に思いました。

コーヒーを飲み一息ついたところで、聞いてみました。

(花織 様)
なんで店員にイチイチ説明するかって?

(花織 様)
それを答える前に、今の状態を明らかにした方が良いわね。
ねえ、あなた。今あなたの座っている場所は上座?下座?

(sinaco)
上座です…。すみません、私なんかが上座で…!

(花織 様)
そうじゃないわよ!
いいの!私が今日はおもてなしする日だから!

自然に上座に案内してもらったでしょ?
年齢的にも、見た目にも、普通は逆よね?私が上座であなたは下座のはず。
でも今日は上座にあなたが案内された。

(花織 様)
どうしてだと思う?

…っは!

(sinaco)
花織 様が、案内前に店員さんに伝えたから…!
今日は私がご招待いただいたこと…!

(花織 様)
そういうこと!

私は別にスタッフと世間話をしていた訳じゃないの。
あなたを上座に案内するように、今日の会の趣旨をお話ししていたのよ!

そうだったのか…!

(花織 様)
私がお喋り好きだからベラベラ話していた訳じゃないの。

(花織 様)
今日は、あなたをおもてなしするのが、私。
おもてなしするのに、主賓を下座に案内されたら台無しじゃない?
それをサーバーに伝えていたのよ!
あなたが緊張していることも伝えたから、みんな優しく接してくれたでしょう?

(sinaco)
たしかに…!

(花織 様)
ね。さっきのレストランでもそうなのよ?覚えてるかしら?

(sinaco)
え…?

(花織 様)
レストランで、急にあなたがダイエットの話をして、不思議そうに見られたことを覚えている?
そのあと、私があれこれサーバーに説明したわね。

(sinaco)
そうでした…!
それで、和やかな空気に変わって、緊張が解けました。

(花織 様)
それはよかった!

ね、気づいてる?
レストランでもラウンジでも、ちゃんと説明しないとサービスを提供する側だって困っちゃうの。
口で説明しないと、伝わらないのよ!

たしかに、改めて思い返せば、野菜なんてどれもダイエットに良い訳で、そんなことをわざわざ上ずった大声で教えられても誰の得にもならないのだから、意味のない取り繕いなんてやめて、
「緊張しています。」
「上手く振る舞えないことが不安です。」
と、正直に私の情報を公開していれば、あの時のレストランの店員さんは気まずそうにサーブすることはなかったかもしれません。

(花織 様)
充分なサービスを受けたいなら、先に自分で情報を伝えるの。
そうしたら、このラウンジは最高のサービスをしてくれるわ。

ほんとうだ…!

(花織 様)
あなた、エステをしていてもそうでしょう?
やたら見栄をはって、痩せたいくせに「痩せなくても良いです。」みたいな顔をしてるお客さんが来てごらんなさい?

(sinaco)
「何しに来たの?」と突っ込んでしまいそうです。

実は、すました感じのお客様はよくいらっしゃるんだケド…

(花織 様)
でも、サービスする側から言えないわよね?「あなた、太ってますね!」なんて。

(sinaco)
そんな直球では…
お客様ご自身で言っていただくのを待つしかありません。

(花織 様)
そのお客さんが、ずーっと最後帰るまで「痩せたい」って言わなかったらどう?

(sinaco)
「何のために来たんだろう?」
「何のために施術してるんだ?」
と不思議に思いながらエステを施すでしょうね…。

(花織 様)
それを、あなた、さっきのレストランでやったのよ!

(花織 様)
あの不思議そうな顔をしたスタッフを見たでしょう?

あなたがどんなサービスを必要としているのか、見ただけで分かることもあるでしょうけど、だいたいは言わなきゃ分からないわよ。
まあ、「緊張してます!」っていうガチガチ感は出てたけど(笑)

(花織 様)
あなたが思っていること、感じていること。
どうして今日ここに居るのか。
何を求めているのか。
どうして欲しいのか。

思っているだけでは伝わらない。
言葉にすることは、とても大切なことなの。

うぉぉぉ!
本当だ…!

(花織 様)
ビジネスで成功しているひと。
男性からたっぷり愛されているひと。
しあわせな女性の多くは、気持ちを言葉にすることが上手なひとよ。

(花織 様)
思ってるだけじゃ、決して伝わらないの。

(花織 様)
今日の場合は、私がホストであなたがゲストだということは、私がいくら「もてなそう」と思っていても、ラウンジのスタッフには伝わらなかったわ。
席に案内される前に、全部正直に話したからこそ、スマートに座席を案内してもらえたの。
もし、私が何も言わないでいたら、「今日あなたを招待しよう」っていう目的は達成されなかったわね。

(花織 様)
短気なひとは、急にスタッフに怒るかもしれないわね。「なんで上座下座を確認しないんだ!」ってね。でも、それは…

(sinaco)
!!
最初に自分が説明しなかったから!です!!!!

(花織 様)
そのとおり!正解よっ!

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(花織 様)
言葉で気持ちを説明する必要性を理解してもらえたかしら?

(sinaco)
はい!

私は今日、「自分が恥をかかないように」と思って、気持ちを店員さんには言いませんでした。
そのせいで、充分なサービスを受ける機会を失っていたかもしれないですね。

(花織 様)
そうよ。
正直に「緊張してます」と言ったって、なんにも恥ずかしくないわよ。だってカチコチなのはバレバレなんだから!

(花織 様)
希望や要望は、言わない方が損をする。
何でも口に出して言ってみる。

それは、ここ数日の課題であったことを思い出しました。魅惑力の高め方(3)Lesson編 で、私は、自分の理想を描くことができなかったのです。

(sinaco)
自分が思うほど他人は私の要望を知らない。

…伝わってない…。言わなきゃわからない…。

(花織 様)
そう!
だから、練習をするのよ!

恥ずかしくないわ!
怖くないの!

何度も何度も、練習してみましょ!

この、六本木ヒルズのランチ会での学びは、私にとって一生忘れられない重要なターニングポイントになったのでした。

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